こんにちは♪
福岡に行っても、あまり観光をしてなかったので福岡県柳川市に行ってきました。
柳川と言えば「川下り」が有名ですが、行った時期が夏で暑く舟に乗るのは諦めました💦
今回は城下町柳川の「旧戸島家住宅」と「立花氏庭園御花」、そしてランチで食べた鰻屋さんの「万葉堂」を紹介します。
柳川とは
柳川市は福岡県の南部で佐賀寄りにあり佐賀空港からは車で30分で行ける距離です。
福岡から車で約1時間、西鉄天神大牟田線で天神から約50分。
城下町として栄えた柳川でお堀を巡るどんこ舟に乗ったり、情緒あふれる街を散策したりとのんびりできる観光スポット。
柳川の郷土料理「鰻の蒸籠蒸し」も有名です!
そして柳川市は詩聖 北原白秋の故郷でもあります。
旧戸島家住宅
柳川藩の中老 吉田兼儔が1828年に隠居後の住まいとして建て、その後藩主立花家に献上されました。
茶室として利用された後に戸島家の所有となりました。
その後は主に住宅として使用されていましたが、建物と庭園が福岡県の文化財に指定され2001年に柳川市に建物が寄贈、2004年に一般公開を始めました。
- 住所・・福岡県柳川市鬼童町49番3
- 電話・・0944-73-9587
- パーキング・・無し
- 開館時間・・9:00〜17:00(入館は16:30まで)
- 休館日・・毎週火曜日、12/29〜1/3
入館料は一般(小学生以上)100円です。
住宅の平面図です。
寝室の縁側から見た風景
座敷自体はそんなに広くはないけど入側があるので広く感じます。
入側は茶会の待合いでもあり、縁側はお月見席にもなります。
式台
玄関とは別に造られた入口で、特別な身分の方のみが使用していました。
この式台の壁は三日月の形になっています。
式台が茶室の奥にあるので、先ほどの三日月がちょうど茶室の障子に映っています。
これを見た時にとても素敵な茶室だと思いました。
床柱には竹が使用されていて、右の襖も竹の模様になってます。
他の部屋でも竹を使っていたりするので、この時代は竹が流行っていたんでしょうか。
座敷から見える庭園
堀割の水を引き入れて造られた築山山水で国の名勝庭園になっています。
夏の暑い時期でしたが、貸切状態だったので縁側に座り庭園を眺めてゆっくりしました。
こういう景色を見ながらお月見やお茶をしてみたいものです😊
庭から見た建物
数寄屋造りの瓦葺屋根の建物。
屋根は東面南半と南面が上から葺、目板葺、杉皮葺の三段。
建物は福岡県指定有形文化財となっています。
立花氏庭園御花
柳川藩主 立花邸御花は1738年に柳川藩5代藩主 立花貞俶が政務の疲れを癒し、家族と過ごす為にこの屋敷を設けました。
正面玄関から既に立派!
- 住所・・・〒832-0069 福岡県柳川市新外町1
- 電話・・・0944-73-2189
- パーキング・・・無し
- 営業時間・・・10:00〜16:00
- 定休日・・・不定休
入館料は大人1,000円、高校生500円、小中学生400円
この洋館は1910年に14代立花寛治によって建てられたものです。
現在の「御花」の基礎となる邸宅を整備したのも立花寛治。
敷地内には料亭、ホテル、資料館、お土産ショップの施設があります。
秀吉に武勇武功を認められた戦国時代の勇将 立花宗茂を初代藩主とし、柳川藩11万石を治めた立花家。
美術工芸品などが史料館で見ることができます。
7000坪の敷地が国の名勝に指定されています。
雛人形が飾ってあるんですけど上から吊り下げている飾りはなんだろ?と思い、後で調べると柳川地方に伝わる「さげもん」と言う吊し飾りだそうです。
「さげもん」は布細工ものと柳川まりを交互に飾っています。
雛人形と一緒に飾り女性としての美しさ、強さ、誇りなどを身につけて欲しいという親心が飾りに込められています。
長い廊下の壁には兜が奥までずらり飾られています。
通路右側には中庭
明治時代後期、上流階級の住宅は和と洋からなる建築が主流となりつつありました。
通路左側に大広間と松濤園
パッと目に入ってきた景色がすごい!!
そして写真に入りきらない大広間、天井も高く開放的な感じです。
まさに絵になる風景です。
この庭園は明治時代に整えられたもので約280本の黒松に1500個の庭石、石灯籠14基が配されています。
平日でほぼ人がいなかったので、この立派な庭を大広間に座って見る…なんて贅沢な時間なんだろうと思いました。
西洋館へと続く通路から見た景色。
洋館2階には大広間があり客間として使われていた部屋です。
天井もすごく凝ってますよね。
装飾や家具の配置から見ると現在は結婚式場としても利用されているような感じに見えます。
洋館1階の写真は撮り忘れました💦
食堂やトイレ、玄関などがあったと思います。
2階の窓から見た景色は中庭、大広間のある建物を見ることができました。
ランチは鰻のせいろ蒸し
柳川周辺には鰻屋さんが軒を連ねています。
有名店もあるようですが、柳川の通り沿いに「美味しいうなぎがここにあります」の文字が見えて、価格もお手頃とだったので入ってみました。
建物の雰囲気も古民家っぽくて好きな感じ♪
店内に入るとテーブル席があり特に混んでいるわけではないけど、2階へ案内されました。
平日の13時過ぎだったので、混んでなかったけど土日とかは多そうな感じです。
2階にはテーブル席とお座敷がありました。
カウンター席に座りたかったけど案内された時は先客がいたので、奥の方の席になりました。
誰もいなくなってからカウンター席の方に行ってみると、柳川が見えるすごく良い席でした!
メニュー
2人とも当店おすすめNo1のせいろ蒸し(上)を注文しました。
最初にサラダと小鉢が出てきました。
柳川のせいろ蒸しは白ごはんじゃなく味付けご飯です。
鰻を甘辛いタレを絡めたご飯の上にのせて蒸したもの。
みてわかる通り、ご飯に味が染み込んで美味しい!
鰻もふわっと柔らかいです。
味も見た目よりも濃くなく美味しくて箸が進みました。
この写真見てたら、鰻食べたくなってきた😅
アクセス
駐車場はこちらのパーキキングに停めて散策しました。
少し歩きますが1日300円で安いです。
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