こんにちは♪
二本の葦束の魅力は、お部屋やお風呂だけじゃありません。
今回の旅では、朝夕のお食事も本当に素晴らしく、丁寧に作られた一皿一皿に癒されました。
地元の旬の食材をふんだんに使ったやさしい和食は、派手さはないけれど、じんわりと心と体に染みる味わい。
そんな心満たされる食事のひとときを、朝夕それぞれご紹介していきます。
🎥 宿の雰囲気や食事の様子は、動画でも詳しく紹介しています！
写真だけでは伝わらない魅力をぎゅっと詰め込んだので、ぜひご覧ください👇
夕食は趣ある「馳走庵」で。
夕食は敷地内にある「馳走庵（ちそうあん）」という食事処でいただきます。
築150年の古民家を新潟から移築したという建物で、趣のある外観に入る前からわくわく♪
灯りがぽっとともる夕暮れ時の雰囲気も素敵でした。
夕食の時間は【18:00／18:30／19:00】の中から選ぶスタイルで、私たちは18時を選択。
案内されたのは、格子戸でゆるやかに仕切られた半個室のようなお席。
完全な壁ではないので圧迫感がなく、ほどよいプライベート感があって落ち着きます。
周りの気配は感じつつも、ゆったりと食事に集中できるちょうどいい空間でした。
最初に運ばれてきたのは、色とりどりの前菜と先付。
美しく盛りつけられたお料理に、思わず「わぁ〜！」と声が出てしまいました。
先付はなめらかな口当たりの紫芋豆腐。
ほんのり甘く、上品な味わいでスタートにぴったり。
八寸には、河豚皮の煮凝りや紅楚蟹の奉書巻、地物鰆の大葉揚げ、椎茸のバジルチーズ焼きなど、手の込んだ品々がずらり。
どれも一口サイズながら、それぞれ違った味や食感が楽しめて次に何を食べようかとワクワクします。
個人的には、蒸し鮑と黒鮑茸の磯海苔えが絶品でした😋
続いて御造りが登場。
器は波打つようなガラス皿で、まるでお刺身が水の上に浮かんでいるよう。
この日の御造りは、カボス鰤、真鯛、そして太刀魚の炙りの三種。
カボス鰤はほどよく脂がのっていて、さっぱりとした後味が特徴。
真鯛はぷりっとした歯ごたえで甘みを感じました。
炙り太刀魚は香ばしさが加わって、また違った美味しさに。
揚げ物は、真鯛白子の天ぷらとモッツァレラチーズの香草揚げ。
器に描かれた鮮やかな赤が、まるで紅葉のようで季節感たっぷり。
もみじの形をした小鉢にも塩が添えられています。
真鯛の白子はとろっと濃厚で、衣はサクッと軽やか。
モッツァレラの香草揚げは、和の中にほんのり洋のアクセント。
バジルの香りがふわっと広がり、意外な組み合わせが楽しめました。
変わり鉢は、大分和牛のサーロインステーキ。
黒い石板プレートに美しく盛り付けられた赤身のステーキは断面が美しいロゼ色で、見るからにジューシー。
お肉はやわらかく、とろけるような食感。
脂の甘みも上品で、添えられた柚子胡椒や塩でいただくと、さらに旨みが引き立ちます。
箸休めは、彩りも鮮やかで目にも嬉しい小鉢が2品。
ひとつは「真河豚のタタキ 赤紫蘇ジュレがけ」。
ぷりっとした歯ごたえの河豚に、さわやかな酸味のジュレがよく合います。
もう一品は「地物車海老と花びら茸の美味出汁和え」。
上品な出汁の香りとともに、車海老の甘みと茸のシャキッとした食感が楽しめる一皿でした。
ふんわりやわらかい豊後鶏と、出汁をたっぷり吸ったお野菜が身体に染み渡る、冬のごちそう鍋。
湯気の立ちのぼる土鍋からは、心までほっとする香りが…
しっかり煮込まれた鶏団子も美味しく、あっさりながらも深い味わいでした。
この後、ご飯とお吸い物、香物が出てきました。
食後の楽しみは、彩りも華やかなスイーツのプレート。
ブラッドオレンジのシャーベットには、甘酸っぱいベリーソースがたっぷり。
大分県産の苺は甘くてジューシー、まさに旬のおいしさ。
しっとり濃厚なマドレーヌショコラは、ほろ苦さと甘さのバランスが絶妙で、食後の余韻を引き立ててくれました。
体にやさしい湯布院の朝ごはん
朝食は【8:30／9:00／9:30】の中から選択可能。
場所は夕食と同じ「馳走庵」ですが、朝食は別の個室に案内されました。
そしてこちらが、朝食全体の様子です。
赤い大きなお盆に盛られた小鉢たち。
こちらは2人分で、それぞれが菜箸で取り分けていただくスタイルです。
他にも、焼き魚やお刺身、温泉卵、煮物、お味噌汁など…
やさしい味つけの和のおかずを少しずついただけて、朝からとても満たされる幸せなひとときでした。
お風呂上がりのお楽しみ♪ 温泉たまごサービス
貸切風呂の近くには、いつでもいただける温泉たまごが用意されています。
湯上がりにほっこりとひとつ、あったかくてやさしい味わい。
セルフで取り出して、お塩をつけていただくスタイルです。
こういうちょっとしたおもてなし、うれしいですよね。
宿泊代金について
【宿泊費用の内訳】
宿泊施設：二本の葦束
宿泊日：2024年12月14日
部屋タイプ：春隣庵 半露天風呂付き・茅葺き屋根の和室離れ
プラン内容：夕朝食付き
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 宿泊料金（大人2名分） | ¥126,140 |
| 入湯税 | ¥500 |
| 夕食時ドリンク代（¥380×2） | ¥760 |
| 利用ポイント（じゃらん） | ▲¥10,400 |
| 利用クーポン（じゃらん） | ▲¥10,000 |
| 実際の支払金額 | ¥106,000 |
まとめ
湯布院の静かな山あいに佇む「二本の葦束」は、まるで昔話の世界に迷い込んだような、どこか懐かしくあたたかい空間でした。
茅葺き屋根の離れに泊まり、広々とした貸切露天風呂で好きな時間に湯浴み。プライベート感たっぷりの贅沢な滞在が叶います。
夕朝食ともに季節感あふれる美しいお料理が並び、目でも舌でも大満足。
スタッフの方の丁寧なおもてなしも心地よく、朝には庭にうっすら雪が積もる幻想的な景色にも出会えました。
自然の中でゆっくり過ごしたい方、プライベートを大切にしたい方にぴったりのお宿です。
大切な人と静かに過ごす休日に、ぜひ訪れてみてください☺️
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