こんにちは♪
今回は栃木県日光市にある金谷ホテル歴史館を紹介します。
前回紹介した金谷ホテルカテッジイン・レストラン&ベーカリーに隣接するです。
レストランで食事をした後、せっかくなので立ち寄ってみました。
ちょうど紅葉の時期だったので、素晴らしい風景を見ることができました。
基本情報
- 住所・・〒321-1434 栃木県日光市本町1-25 資料館棟
- 電話・・0288-50-1873
- パーキング・・有(カテッジイン・レストランの駐車場)
- 営業時間・・9:30〜17:00(3月〜11月)、10:00〜16:00(12月〜2月)
- 休業日・・12月〜2月は月に2,3回の休業日あり
入館料
入館料は歴史館の横にあるカテッジイン・レストランのレジで支払います。
入場券ではなくコインが貰えるので、歴史館入り口の所にある改札機に入れて館内へ。
大人・・¥550
子供・・¥275
金谷ホテル歴史館
この建物は江戸時代に日光奉行所役人の住居として建てられたものです。
アメリカ人宣教医”ヘボン博士"の勧めでこの屋敷に開業したのが外国人専用の宿「金谷カテッジイン」です。
建物の左側は明治時代に宿泊者が増えた為、最初は4部屋しかなかったけど3部屋増築しています。
この当時、2階建ての武家屋敷は珍しかったので位の高い方の住居だったみたいです。
この屋敷は「サムライ・ハウス」とも呼ばれていて、観光や避暑で訪れる多くの外国人に利用されていました。
ここが海外の人に知られるようになったのもイギリスの旅行家「イザベラ・バード」が日光に立ち寄ってここに宿泊し、出版した旅行記で日光を称賛していたから。
明治時代に入って本格的なホテル「金谷ホテル」を創設しました。
2014年に国の登録有形文化財となり、2015年より「金谷ホテル歴史館」として一般公開しています。
かまどのある小さな台所
今は板張りになっていますが、昔は土間だったそうです。
こちらは家族が食事などをする居間。
武家屋敷だったので2階にいて襲われた時に上から下に飛び降りて逃げれるように逃げ口が作られていたり、隠し階段もあるんです。
玄関前の「寄付の間」というお客さんにお待ち頂くような小さな部屋
この扉は400年前から変わらずある非常に古いものなんだそうです。
綺麗な状態で残ってますね。
正面玄関から見たところ
ちょうど紅葉していて綺麗でした。
奥にちらっと見える門が「冠木(かぶき)門」
江戸時代にはあった門を2014年に大きな改修をした時には無かったので同じように作ったそうです。
こちらは1階にある8畳の客室
海外の方向けに部屋は洋室っぽく造ってるわけではなく完全な和室です。
4部屋しかなかったけど3部屋増築しています。
2階へ上がる階段も扉で隠されていました。
隠し階段なのですごく狭いのかと思っていたら、結構広々してました。
こちらの部屋は旅行家のイザベラ・バードが滞在していた客室です。
当時とほぼ同じ状態で遺されています。
旅行記には客室の清潔さや心地よいおもてなしについて記述しているそうです。
普通に今の時代でも泊まれそうな部屋です😄
建物内には隠し階段や逃げ口など武家屋敷の面影を残しつつ海外の方向けのお宿として使用していた歴史を見たり感じたりする事とができて、とても楽しかったです。
日光へ行かれる際は金谷ホテルベーカリーと金谷ホテル歴史館セットでぜひ訪れてみてくだい♪
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