こんにちは♪
今回美術館で個展があると言う事で高知県立美術館で開催された「隈研吾展」へ行ってきました。
高知には隈研吾さんが設計した木造建築の作品が梼原町という小さな町にあり、隈研吾さんにとって高知は自身の建築の方向性を見出した場所でもあります。
隈研吾さんと縁のある場所3県のみの開催です。
高知の美術館、初訪問です。
この日は天気良くて寒いかったけど空気が澄んでいたので美術館の庭も綺麗でした。
隈研吾展のテーマは「新しい公共性をつくるための猫の5原則」
コロナの影響で現在はチケットの購入とは別に日時指定の予約が必要でした。
開催場所と期間
東京オリンピックのタイミングで近代美術館での個展を開催する予定でしたがオリンピックの延期により個展も同じく延期になり高知からの開催となったようです。
▶︎高知県立美術館
2020年11月3日〜2021年1月3日
▶︎長崎県立美術館
2021年1月22日〜2021年3月28日
▶︎東京国立近代美術館
2021年6月18日〜2021年9月26日
展示会場へ
写真撮影はOKでした。(動画撮影とフラッシュ撮影は禁止)
展示会場へ入る手前には木組み構造が展示されていました。
釘などを使う必要がなく一度組んだら、外すのが難しいと言われる「地獄組」
左はサニーヒルズジャパンで使用されているもの。
右はスタバの太宰府天満宮表参道店で使用されているもの。
会場は全部で3つあります。
約30もの建築模型とその説明や映像などが流れています。
時系列ではなく「孔」「粒子」「ななめ」「やわらかい」「時間」の5原則によって分類され展示。
一部ですが展示物を紹介します。
真ん中に展示してあるのは2018年スコットランドに開館された「V&A Dundee」
ロンドンにあるヴィクトリア&アルバートミュージアムの分館。
スコットランドで初のデザイン博物館です。
THE Exchange
2019年シドニーに開館された「木のコミュニティセンター」
上階には保育園や図書館、レストランがあります。
アコヤ材を建物の周りにグルグル巻きにしたデザインがすごいですね。
木の曲線が柔らかい雰囲気を醸し出しているようで高層ビル街の中にあっても和む感じがします。
ハモニカ横丁 三鷹
スポークのなどを外壁や内装にも使っているそうです。
廃材のリサイクルがモダンな感じになったデザインですね。
下北沢てっちゃん
元々は古い2階建の家屋だったのをリノベーション。
既存のアルミサッシをリサイクルして昭和の空気感を表現している焼き鳥屋さん。
インテリアは古いスキー板やスノーボードを使用しています。
1階から2階まで無造作に組まれているのもスキー板やスノーボードだそうです。
第2会場に入るとすぐ目の前には新国立競技場の展示があります。
これで隈研吾さんの名前を知った方も多いんじゃないでしょうか。
私もその中の1人です😄
国立競技場の模型がパーツごとに壁面に飾られています。
国立競技場のランプシェード。
こちらの照明は選手や関係者以外は見る事ができないエリアにありこの展示は特別公開なので貴重ですね😄
木材は日本の47都道府県びスギを使用しているそうです。
コロナが落ち着いて東京に行けるようになったら見に行きたいな😄
新潟県長岡市にあるアオーレ長岡
中庭型の交流型市役所。
屋根付きの広場では屋台やフードカーも並び市民や観光客で賑わっているそうです。
こんなおしゃれな市役所があって羨ましい😄
高輪ゲートウェイ駅
海と陸とをつなぐ東京の新しいゲート、新しい顔となることを期待して「ゲートウェイ」という駅名が付けられました。
駅の構内は吹き抜けになっているんですね〜。
天井は膜構造の大屋根になっているので柔らかな太陽の光が構内に入るようになっています。
膜屋根の形もとても特徴的で折り紙や障子などをモチーフにしていて和を感じる駅になっています。
最後の展示スペースに今回のテーマにあった「猫」が出てきました。
写真は撮ってないんですが、自分が猫になったような目線で自由に街を歩いているような映像展示がありました。
ネコの視点から都市を見直すリサーチプロジェクト「東京計画2020 ネコちゃん建築の5656原則」だそうです。
ネコが住みやすい都市が人間も住みやすいと言う事なのかな。
建築の知識がなくても模型や説明があるので楽しめました😄
国内だけではなく海外でも沢山の建物を設計している方なんだと知るとこができました。
実際に高知の梼原町で隈研吾さんの素晴らしいデザインの建築作品を見た時に木の温もりや居心地の良さを感じる事ができました。
高知県にある隈研吾さんの建築施設の記事はこちらご覧下さい↓
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